2020-08-01 タバコの段階的な値上げ タバコ 酒 社会 経済 環境 健康 予防 現在は嫌煙・副流煙問題などにより公の場所や飲食店や娯楽施設などでも禁煙場所が増えて来ています。 自身は20歳からの喫煙者であり副流煙問題や禁煙場所の拡大により肩身の狭い生活を強いられるようになり、禁煙者の増加も相まってか所謂ところの喫煙者同士のコミュニケーションみたいな機会が減少している事実もあります。 一昔の世代ではお酒などで先ずは一杯始まらないと話が出来ない様な化石世代では無いですが、ことタバコに関してはこのお酒のコミュニケーションと同様の感じとなってきています。 しかしながらタバコに関しては依存(中毒)と言うほどではないので、仕事中などでは喫煙したいなどの気分にはならなく、休憩時間のみ喫煙していると言った具合で済んでいます。 しかしながら未だにもタバコを吸ってないと若しくは喫煙しなければ発散できないような人々にとってはやはり肩身の狭い世界になってきたと言えるでしょう。 ここからはあくまでも個人的な意見ですが、喫煙者は肺癌になる又は癌になりやすいと言った偏った情報はやや間違いであり、どちらかと言えば肺気腫やCOPD(閉塞性肺疾患)と言った病気の発症率が上がるだけであると言うのが現実でしょう。 但し糖尿病などの基礎疾患を患っていればリスクは必ず上がります。 これらの情報と嫌煙・健康ブーム(志向)などがごっちゃになり誤った情報や規制などが行われている事も一部では事実でしょう。 そんなタバコですが以前から決まっていた段階的な値上げが10月に始まります。 これは今年だけの事では無く来年もあります。 紙巻きタバコだけではなく加熱式タバコにおいても同様の措置が取られますのでタバコ全体的な値上げの実施です。 よく喫煙者の苦しい言い訳としてタバコまたはお酒でも言える事ですが、税金を払っている(国に貢献している)のだからいいみたいな事を言う人がいます。 タバコにしてもお酒にしても価格に対する税率は高額ですしある程度の税収はあるものの、現実は所得税の方が遥かに税収としては多いのが事実であり、それに比べればほんの少しの税収への寄与と言う形となります。 大きく貢献していると言うのも嘘とは言えませんが比率が所得税などから比べると微々たるものです。 タバコにしてもお酒にしてもある程度は許容できると思いますが、過剰摂取ではどちらも病的なリスクはハッキリ言えばどちらも変わりありません。 健康志向や予防医学などの観点から啓発するのであれば、極端な話をすればタバコもお酒も販売しなければ(法律で禁止してしまう)済む話です。 では何故にどちらも値上げや規制はすれども販売しているのでしょうか? 一人一人この事実を考えてみた方が良いかと思います。