あるあり日記

個人的な感覚・感想

煽り殴打事件での判決について

昨年8月に起きた常習的な煽り運転と恐喝、暴力行為などの罪に問われていた事件の判決が2日に結審した。

先回も記述した通り6月より道路交通法の改正と施行により、より一層の交通違反に対する認識を高められたかに思われたものの、依然としてこのような煽り運転や煽り誘導、交通事故と交通違反などと一部の自己都合による動画映像の拡散が入り混じった状態で、結果的にこうした行為や事故などが減少したと言う実感は湧いてきません。

自動車などの性能向上があるが故に逆に過信したり、速度を上げるなどの行為は後を絶ちません。

また性能が向上したが為に運転技術や認知確認操作が下がった可能性すら否定できません。

今回の煽り殴打事件に関しても監視付きの執行猶予がなされている事から、この一件だけ見ても抑止力となる可能性は低いと見ています。

先回の動画サイトでの映像で多数ある疑問の一つを取り上げました。

今回はもう一つぐらい事例を上げてみます。

それは動画撮影している人に関してですが、交差点での信号に対する違反が顕著に見られます。

基本的に信号が黄色になった場合には速度を落とし停止する段階に入ると言う事が本来ですが、多くの人々は黄色になっても速度を落とすことなく交差点を走行していきます。

煽りなどを動画に収めているつもりなのが自身が違反行為をしている事には気が付いていないと言う場合が動画を見ていても気になって仕方がありませんでした。

また気が付いていないうちに投稿者自体が煽っていたり、制限速度を超過している可能性も感じられました。

ドライブレコーダーやスマフォなどの映像による証拠について交通事故では証拠映像として役に立っている感じがしますが、危険運転煽り運転、当て逃げ、暴力行為、違反運転に関してはナンバーなどが鮮明に映し出されていても中々罰則に至ると言った事は現実的には意外と少ない様です。

自動車などを運転すると性格が変わると言った人がいます。

また高齢者による危険な運転、自転車や自動二輪などの危険な運転の問題も残っています。

道路交通における秩序の回復にはまだまだほど遠いのが現実と考えています。