あるあり日記

個人的な感覚・感想

高齢者に多いパーキンソン病について

高齢者が認知症(血管性認知症アルツハイマー型・レビー小体型)になっていく段階で、その発症以前にパーキンソン病(症候群)になっている事もあります。

以前認知症について書きましたが、このパーキンソン病も認知を引き起こす要因となりますので見ていきましょう。

パーキンソン病(症候群)とは?

神経の変性疾患(アルツハイマーやレビー小体も神経の変性疾患)で難病に指定されている

発症年齢:若年層(遺伝子的な異常)もあるが主には50歳以上から高齢者

運動症状:振戦・無動(動作の開始が困難・ゆっくり)・筋強剛・姿勢保持反射障害

非運動症状:便秘・嘔吐・流涎(りゅうぜん)・低血圧・発汗過多・排尿障害など

合併症状:精神疾患認知症

要因:加齢・性別・環境・除草剤・殺虫剤・金属(マンガン・銅・鉛・鉄など)・生活習慣・食事・頭部外傷など

予防:食事(抗酸化作用を持ったビタミンなど)・喫煙・カフェイン・薬剤(非ステロイド性抗炎症薬)などと言われるも根拠に乏しく明確ではない

治療薬:根本的なものは無く対処療法に近い(一部は薬剤投与や外科的治療もあり)

近年は高齢者がパーキンソン病発症後に認知症を併発する事も多く見られる。

介護などの現場で多く見られるあからさまな症状としては、震え・初動が遅い・歩行が小刻み又は思ったように足が出せない・前傾の姿勢などが主に見られます。

また投薬による副作用もあって逆に震えが酷くなる場合もあります。