あるあり日記

個人的な感覚・感想

雇用調整助成金の期間延長

今年の9月までの適用であった雇用調整助成金が12月まで延長される事になりました。

未だにコロナショックの影響下にて倒産や失業者などが増加傾向にある中での、一つの経済的な援助措置が継続される事で、多少の経済的な困窮者を生み出さないような対策と言えます。

しかしながらこの雇用調整助成金の適用範囲はあくまで正規や非正規であっても雇用されている事が基本的な前提条件ですので、失業していたり働いていない世代などに対しては支援としては成立していません。

また一部ではこの助成制度を適用しないような企業も見られる事から、支援対象としては限定的であるとも言えるでしょう。

雇用調整助成金が延長されても、倒産や失業してしまえば意味がありません。

都道府県や各自治体ごとで様々な支援措置も取られているようですが、地域ごとで異なりまたその自治体の財政状況でも格差が出てきますので、全体としての経済的な支援と言われる措置などは取られていないのが現実です。

またこうした一時的な支援措置などが取られている一方で、比較的見えない所での増税も段階的に行われていますので経済的な低迷はまだまだ継続すると言う見方がかなり強い傾向にあります。