あるあり日記

個人的な感覚・感想

やはり法律は時代に合わせて適切に変えていかなくてはならない

日本では戦後制定された憲法を殆ど今も改正されていない珍しい国である。

世界の国々では時代に応じて、或いは強制的とも言える改革により法律が改変されており、日本から見ると極端な部分と部分的には現代に応じた適切に近いと思われる法改正がなされていて本来であればそれらの部分的に良い側面を時代に合わせて改良していくと言うのが適正であり、日本では何故か強い保守的な側面があって過去の時代に取り残されているような法律に関しては非常に古い考えがある。

日本においては例外もあるが、殆どの人々が日本人たる素直で古きを重んじると言う民主性が世界では珍しく貴重であると言う部分も日本人の良い側面として称賛されている所である。

しかしながらグローバル社会によりあらゆる習慣や考え方などが取り入れられるようになってきている現代では、その良き側面だけを重んじて同様に法律の部分でも不変のものと勘違いしていると言う傾向は時代を追うごとに乖離して来ている。

世代での相違は今も昔も不変だが、ここまで頑なに法律が変えられないと言うとやはり無理が生じたり、刑法などでも適正でないと思うような考えが出てくるのも致し方ない状況にある。

また国を守ると言う部分でも現実的な防衛が現在ではかえって出来ない、未熟にある、未完成であると言う不思議な状況が出て来てしまう。

法律や政策などの議論にしても極端・極地的な話ばかりになりがちで、肝心な部分の議論が進まないと言う弊害が起きやすい。

思想的・理想的・仮想的・空想的・妄想的な話ばかりが何故か受けがよく、現実的な話が滞る現象がよく見られ、前へ進むことが憚れるような事がおかしな抑止となり、時代は変化すれども法律や規制・規格などは停滞するような事になっています。

かと言って過激的な思想や信念などによる極端な物は危うく、定期的・時限的な見直しや検討などを行いながらの進展をしていかなくてはなりません。

メディアなどではこれらの事象などを面白おかしく話題として報じたりしていますが、もう少しまともで解りやすい企画などをしていかなければ、語弊や誤解を生じさせることが多くなり返って進展の阻害にしかならないと言う状況下に貶めます。