あるあり日記

個人的な感覚・感想

引きこもりを「引き出し」悪質業者の摘発事例

引きこもり(自閉症)である家族を持つ家庭において、民間の更生業者が家族からの相談を受け700万円もの利用料を取り、本人の同意や家族への更生計画説明と同意などを経ずに暴れて抵抗する当事者(引きこもりをしている人)を強制的に連れ出し、厚生施設(寮)と精神病院などへ何ヵ月もの間、簡単に言ってしまえば強制的に監禁状態に陥れた事件が摘発されました。

これは適切な福祉更生施設ではなく、民間のただ単なる強制収容し適切な契約・説明、適切な更生計画対応をせずに莫大な利用料をせしめるだけの悪質な名ばかり詐欺である。

このような引きこもりを家族に持つ家庭の苦悩を逆手に取り、更に更生福祉と言う名前を騙り、全く福祉とは乖離したような対応をしている詐欺集団だ。

こうした名ばかりの福祉とは全くもって関係のない事業者などは、知らない人にとっては格好の餌食となっている状態は以前から出ていました。

今回は家族からの通報・訴訟により初の摘発事例となります。

少し気になると言うか不思議に思うのは精神病院での長期入院を経ている事で退院時などに病院側が気が付かなかったのか?と言う疑問点は残ります。

普段では関りや知識的に乏しいであろう福祉事業に関しては、各市区町村役所での福祉関連担当窓口に相談するのが一番安心できる方法の一つと言えます。

少し知識や知り合いがいれば社会福祉法人NPO法人などへの相談も一つの手です。

今回は引きこもり(自閉症)での被害事例でしたが、このような人の闇の部分をついた新手の詐欺や商法などは次々と発生しているのが現状です。

面倒でも各市区町村役所へ面倒でも先ずはこうした相談に対する窓口や対応施設・病院などがあるのか必ず相談をして下さい。

そして莫大な料金が掛かるような事は決してありませんし、必ず保険などの適応も自治体ごとである筈ですので注意して行きましょう。