2020-08-06 特定のうがい薬が有効との誤解が招いた被害 マスコミ メディア 予防 医療・介護 時事 社会 転売 どこかの知事がヨードチンキ(正確名では無いですが)で作られたうがい薬がコロナに有効であるかの語弊を招いた発言の結果で、そのうがい薬が瞬く間に店頭から消えそして高額転売に一気に発展した事件がありました。 コロナショックで経済的に低迷している中での特定の予防品に対する有効性と誤解を招かない様な発言による、高額転売屋にや絶好の機会を与えてしまいました。 言ってしまえば今回はイソジンうがい薬だったようです。 通常で考えてみればうがいによる殺菌や消臭効果(口臭予防)が期待できるとされている物であり、主に風邪などの予防や喉の痛みに対する消毒でもあります。 ここで殺菌効果があると書きましたが、ヨードチンキなどのうがい薬では体に悪いウイルスも良い菌なども消毒してしまう可能性が高い事は以前から言われていました。 このデメリットの方が大きくて出来れば症状が出ていない人の通常の予防薬としては、余り推奨できないと言うのが実のところあって、介護の分野においてもその様な噂話は聞き及んでいました。 それを今回のコロナに結び付ける辺りが結果論からするとまずい事態を招いたしまった訳です。 今時たかがうがい薬の話題が出ること自体がおかしいと個人的にも思っています。 しかしながらこうしたちょっとした出来事と言うか発言が誤解を招き被害を招いてしまうような時期である事も言えますし、逆にやや過敏に反応し過ぎてしまうような世間もどうかと思っています。 アルコール(エチルアルコール)やマスクなどの被害までに及ばない事を願っています。