あるあり日記

個人的な感覚・感想

日本年金機構で過払い、不足未払いが発覚した件について

会計検査院による調査によって2019年度時点での日本年金機構での重大なミスが少し前にネットニュースの記事で出ていました。

過去に厚労省においても年金管理における問題があり、それを改めて思い起こさせるような事件と言えるでしょう。

調査によるところでは1742件の過払いや不足未払いが発覚していて、それだけではなく会計法における5年時効となる件数も少なくないと言う事でした。

年金の不足未払い件数:443件、総額約6億740万円 

過払い件数:219件(内時効分68件)、総額約1億5406万円(内時効分約4345万円)

と言う何とも信用を失わせるような事件です。

記事によると各年金事務所が経緯などを説明し返還の手続きを促していて、受給者と面会し返納の依頼・承諾が得られなければ、再度返納を推進し納入告知書を送付しているとの事。

ニュース記事だけでは大まかな面しか読み取れない為に詳細は判りかねますが、恐らく時効分はどうしようもなく時効として無効となり、5年を経過してない分主に過払いの件について督促をしていると言った状態で、不足未払いの件とその不足未払いの時効の件に関しては詳細は記載されていませんでした。

個人的にこの件の話は大々的に問題として取り上げられる事案だと思っていましたが、それほど世間は騒いでいない様子で、どちらかと言うと今後の年金への失意が増しているだけのような気もしています。

保険料の滞納の問題や年々受給開始年齢の加増と介護保険料や年金保険料に対しても増加傾向にありますので、年金制度自体の問題と言うより崩壊していると言う見方をする人の方が多いのかもしれません。