あるあり日記

個人的な感覚・感想

環境問題とプラスチック

自然環境保護の一環問題として、プラスチック製品のレジ袋、或いは今後スプーン・フォーク・容器・整容用具などを有料化や規制していく方針が見られています。

一見こうした用具に対しての環境への悪影響化の様なニュアンスが取られますが、問題点としては甚だ見当違いな行動に個人的には思えて仕方がありません。

先ずはリサイクル事業に関する問題。

有料化し消費を抑え、ゴミ袋の購入費用による環境保護への費用対効果というものが示されておらず、リサイクルに関してもどの程度資源の再利用がなされているのかも表面化して来ていません。

国内でのリサイクル機能が果たされず、多くは外国へ不燃ごみなどを輸出し引き取り処分した結果が一部切り抜きされて、環境問題へとすり替えられている感じがします。

製品に至るまでの過程で重要であるのは、原油からの生成で何が作られているのかを知らない人々が多いのではないかとも思えます。

原油から温度処理による過程で簡単に見ると重油・石油・灯油・ガソリン・ガスなどに分けられ、結局の所では道路整備には原油のカスから出来るコールタールが必要不可欠で、また他のエネルギー資源も生成されていく事から、発電・ポリエチレン・プラスチック・発泡スチロール・薬剤・衣類などにも使用され、脱CO²やプラスチックなどの消費を抑える事は人間が生活して行く上ではどれかに偏りが生じる為に、切っても切り離せない問題です。

制限するのではなく、仮に有料となればきちんと国内でのリサイクルを経費負担が大きくともきちんとしていく必要性の方が重要と思います。

化石燃料のもう一つの問題となる石炭に関しても同様であり、現在では火力発電所においてなるべく二酸化炭素を出さないように取り組みも行われている事もあり、剣幕を立てて言う程でないと言う事も表面化していく事も重要です。

更に以前の脱炭素問題で取り上げたかと思いますが、日本は少なくとも世界的に見て炭素の排出量がそもそも3%と言う事もきちんと知るべきです。

適切なごみ処理とリサイクル事業を両立させるために、悪質な廃品回収業者も同時にしっかりと取り締まるべく、法改正をしっかりとしていかなくてはいけません。