あるあり日記

個人的な感覚・感想

支えすら

よく人手不足などという問題は継続して言われることが多い。

ただ人員不足問題では、前提として企業や会社などそのもの自体に問題がなく、業種などの相違による業務内容や待遇に起因するものと考える。

前提の部分である組織そのものに問題があるような所では人手不足以前の問題のほうが大きく、それを含めての人手不足という状況であると報じるのはおかしい。

ましてや非常勤であるアルバイトやパート、期間雇用などの雇用でさへ集まらない組織では組織そのものが終わっているので、そういう所は残念であるが無くなった方がいい場合がある。

正規雇用による下支えがあるからこその経営や運営が成立しているという実感を持てない人が多く、なぜか経営陣の手腕みたいな捉えられ方、勘違いをする傾向が高い。

今は物価高と言われるが、それよりも人件費はもともと組織運営の中でも非常に割合が大きく、人件費の抑制や制御は経営においてかなり重要な部分となる。

近年運よく働き方の多様性などという考え方が出てきたおかげで、雇用する側も非正規雇用者を増やせるいい機会と都合がよくなった事もあり、一気に雇用の仕方を変化させたのが現実である。

残念ながら非正規雇用技能実習生などが一定数存在することで会社などの組織は保たれ、日常生活もうまく回っていくという実態は今後も変わらない。