あるあり日記

個人的な感覚・感想

予防品(マスク・アルコール消毒)生産の新規事業者増加について

コロナウイルスによる自粛や休業、予防などが行われている中で、予防品と言われている主にマスクやアルコール消毒(エタノール)に対しての新規産業への加入や拡大が異種事業者に見られています。

マスクに関しては布マスクや不織布マスクが増産や新規開拓事業として既にシャープは開始していますが、他社も今年の夏から秋頃にかけて事業展開を目指しての動きが多くあります。

またアルコール消毒(エタノール)にも酒造メーカーや異種事業者などがマスク程でないにしても切り替え展開が起こっています。

またコロナウイルスに対する除菌スプレーなどと称して新たな事業展開も見られます。

しかしながらこれはあくまで除菌(エタノール)であって殺菌(次亜塩素酸ナトリウム)ではない事と用法・効果や思い込みに注意が必要かと思います。

個人的には次亜塩素酸ナトリウムで作られた商品を使用(浸して殺菌・薄めて物などを拭く)した方が確実だと思います。

一方で外出自粛が顕著化して経済的に減益傾向にある為か原油やガソリンなどの主産業でなく兼業として事業展開している所では、収益が見合わない為か撤退または譲渡の傾向にあります。

これは直接的にガソリンなどを取り入れている所では影響ないのですが、主事業展開している所が値下げされている為に、副次的に取引を行っていて格安でもって販売し、付随して顧客に対して主事業への同時収益増加でもって補っていくと言う方針が崩壊してしまった目であろうと考えられます。

このように一部を取り上げただけでもコロナウイルスに関する影響と言うものは大いに出ていて、各業種に対して転換期をもたらしている出来事だと思います。

話は予防品に戻ります。予防品の海外生産に関しては今後戻りつつある傾向と思いますが、国内生産に関してはやはり価格の格差が海外とはコスト面でかなりの幅が出てしまいますので、仮に十二分に需要と供給が釣り合いが取れ始めたとしても、やはり価格面で安さに慣れてしまった日本人の多くの人々は敏感に安い方面へと自然に移行していくであろうと思われます。

そうした時に国内産の価格と言うものはやはり高価と言う事もあり、値下げなどを迫られる事業者が少なからず出て来て収益面に関しても薄利多売のような展開になっていくような気がします。

今後インフルエンザにしろコロナウイルスにしろ毎年のように新たなウイルスが出て来ている状況で、予防品の拡充は大いに大切な事ですが事業として余り活気を生み出す出来事にはならなく、日本の経済面でも余り変化するような事にはならないと思います。

ただ社会が今後どのようにこの新型ウイルスに対して意識や見方を変えて受け入れできるのかと、こうした状況・事態があった時への対応策や措置と言うものが順応されていくのかが問題点として挙げられるのではないのでしょうか。