あるあり日記

個人的な感覚・感想

緊急事態宣言の解除と未だに続くであろう未解除の地域による格差

本日39県に緊急事態宣言解除を決定する見込みである。

解除に先立ち一部地域では今週末から行楽地などの自粛緩和の情報も流れて来ています。

自身の地域でも例外でなく、今週末には道の駅の自粛を解除し店舗などの営業を再開する報告が昨日放送されていました。

経済的にも非常に厳しいであろう個人経営の事業者などはこれを受けて一気に営業を再開する準備に取り掛かっていますが、やはり県内においても特定の地域だけが感染拡大していた訳ですので、その地域からのお客さんは解除と共に徐々に賑わいを取り戻していきますから、今後の未感染地域における感染者発症などと言う懸念は心理的に払拭できません。

解除されたにしてもそれなりの予防措置を暫くは継続していかないと感染者が仮に出ないとしても、ここまで心理的・精神的に負担が掛かっている訳ですので安心して日常生活を送る気にもなれないのが事実に近いかと思います。

過度な自粛警察などが問題となっていますが、今後は事業所も顧客も一気に気を緩めない事が大切です。

過度な予防思考は適切な機関や高齢者や基礎疾患がある様な人々がすればよい事であり、一般の人が過敏になり過ぎないようにする事も同時に大切です。

今後コロナが終息に向かったにしても9月辺りから毎度の季節性インフルエンザの時期にも入ってきますので今年は通年でもって注意したいところです。

ところで39県の緊急事態宣言解除予定に伴い学校にも再開の予定が出ている所です。

ここで再開できる所と未だに再開できない所と休校の間にオンライン学習や教材などで自習できた生徒との格差をどうしていくのかが今後の問題点であり、生徒自身も不安材料となっていると思われます。

9月始業の案も出ていましたが、流石に今年施行と言う事はかなり困難な状態であり現行の夏休みなどを短縮して補習していくと言うのが現実的な話となっていくでしょう。

ただ9月案と言うのは今年は無理でも今後いずれかは学校や社会が取り入れていく事に対しては個人的には賛成派であり、いずれこのような日常が出来上がっていくのではないかと思っています。

学校の改革だけでなく雇用する企業などにも改革や考え方・習慣などを柔軟に対応できるようにする事も課題となってきて、4月採用ではなく通年での採用と言う体制づくりもしていくべきだと思います。

時代と共に働き方の変化と終身雇用と言う体制の崩壊、年金や定年延長制度、退職者の継続雇用または異なった業種での雇用体系などかなり一昔と異なる状態になってきています。

どこかの誰かが以前言っていたような気がしますが”身の丈に合った”対応をそれぞれが考え、また努力もし、気を緩めず、自由や夢を追い過ぎずに自身に合った幸福な人生を送れる事も大切にしたいものです。