あるあり日記

個人的な感覚・感想

予防・自粛義務ありきの日常生活から生じる生活習慣病の増加について

再度のまん延防止法の施行により該当していない地域においてもまたもや特別的な措置を講じなければならない状況が断続的に或いは日常的に行わなくてはならない状況下にある。

その一つの最たるものとしては何処へ行ってもアルコール消毒などの予防を流行期でなくとも行っていると言う非日常的な習慣と言える。

アレルギーやアルコール消毒により季節的に皮膚の乾燥を招き、肌荒れや異なる細菌などによる炎症が起きやすい状況を作り出している。

マスク予防に関しても運動をする際に装着をすると言うとんでもない行為が当たり前でまかり通っている事も深刻である。

また、普遍的にマスクをする事で大人ならいざ知らず、成長期や幼児期などでは子どもの頃に感染をして自然に抗体を作り出していた感染症などでも、罹る機会が無くなったが為に大人になってから重篤化する恐れもあるし、成長を妨げる様な要因もはらんでいる。

過度な予防や自粛により、日常生活における生活習慣すら変えてしまい、睡眠・食事・運動(活動)に多大な影響を与えている事で、偏った生活となり逆に精神的な病を生じたり、生活習慣病と言われるような基礎疾患に関わる病気の予備軍や増加が顕著に出て来ている。

更に公立と私立とでは医療の相違もあり、本来治療しなくてはならない又は通院しているような人においても適切な対処が行えないと言った事態がこうした政府による自粛義務施行によって弊害が生じているのは間違いが無い。

ワクチンによる効果はインフルエンザ予防接種と期間が同じくらいの感覚が見えてきている事から、分類の変更と対応の柔軟さを変えていかなければ永遠と同じことの繰り返しとなり、新たな病気の増加などが増えていく一方である。

これは子どもであろうと中高年であろうとも年齢関係なく弊害は必ず出てくる。

生活習慣病でもある程度進行していると治せるものも治せなくなり、薬生活と日常生活での予防が更に必要となってしまう。

また、現在多いうつ病適応障害など気分障害に区分される精神疾患も重くなれば生活習慣病同様に規制ありきの生活を強いられる事もあり得る。

高齢者では認知症の進行とうつ病の併発や機能低下による身体的な行動制限が生じる。

年齢など関係なくこうした弊害をきちんと是正できる啓発活動が重要と言える。