あるあり日記

個人的な感覚・感想

日常活動の多様性による身体的な弱体化

最近では予防医学が進展していき、健康寿命を延ばしたり、維持したり、悪化を予防すると言うような啓発がなされてきています。

日常生活や育成環境などにおいて少し前までは経済的な格差がまばらであり、極端な格差みたいな物が注視されてきたのは最近の事で、経済的な格差により健康寿命や基礎疾患を始めとする持病などの発生が研究において起こっていると言う話が見られました。

ただ遺伝的であろう病気においては昔の統計から見ると現在は変化が見られ、発生率が少子高齢化社会であろうとも比較的多くなってきている傾向が見られます。

これらにおいても多様性のある日常生活習慣により、戦後から高度成長時代やバブル期などを経て本来であれば現在は改善されていなくてはならない状況であるが、おかしな事に例外を除けば身体的な弱体化は進展してきていると言う現状があり、健康に気を使ったり、予防医療を施したり、日常生活習慣を改めたりと言う事態が起きています。

背景には選択肢の多い多様性が昔よりも多くなり、時代と共に安易な方向へと移る傾向が高く、逆に身体を痛めていると言う生活習慣が出て来てしまいました。

昔には見られなかったような病などが現在では発生しており、多様性が多くとも選択肢は多くないと言った世界も広がって、あたかも経済的な格差による健康寿命の低下を招いたと言うような偏った話が出て来ています。

科学技術の発達は恩恵ももたらしますが、逆に心身の機能の低下につながる様な社会的な格差が主な要因の様な気がしており、経済的な格差と言うよりも多様性と言う事を重要視するが為に可逆的に歪みが生じている事も問題点だと思われます。

昔で言えば治す事が困難であった病気なども現在では早期であれば改善できる時代であるにも関わらず、一部ではそれが実行できないと言う多様性があり、酷くなってからでないと実行できないと言う環境と社会もおかしな話です。

多様性と言うおかしな現象が歪を生んでおり、社会自体も変革が求められる事で更に特定の問題が起きていると言う周期的で短期間の移り変わりが年代間でもあるので、更なる格差が出て来ている様に思われ、また移り変わりの激しい社会で時代錯誤に陥っている人々なども生ずる為に新たなる問題が発生しています。

基本的には現在では例外を除き比較的に身体機能を高める事が容易な時代でもある一方で、身体機能を育む事が出来ない事態を選択すると言う極端な方向性が見られるので、多様性と言う安易な謳い文句を元にせっかくある環境を活かす事に向かないと言う時代でもあります。