あるあり日記

個人的な感覚・感想

食文化の多様性がもたらしたもの

近年の日本では戦後などの復興期とはかなり異なり異次元とも言える様な職の多様性が見られる。

一方で日本人本来の性質に合った食生活と言う物は消失しつつあり、偏った食生活の環境下で逆に運動をしたり、食事に気を付けたり、持病が発症すれば薬剤に頼り、健康食品や機能性表示食品・特定保健用食品サプリメントなどに頼ったり、無農薬野菜や自然・天然食品に目を奪われたり、加工品や添加物などに気を付けたりなど普遍的な生活意外に時間やお金を利用しなくてはならないような環境にも遭遇しています。

特に日本では諸外国の食文化なども日本式で取り入れたりなどして発達してきた経緯もあるので、多様と言うよりも豊富・飽和・過剰状態とも言えると思います。

確かに食事が昔のように欲しくとも制限せざるを得ない時代と今の豊富にある環境での制限では異なります。

何事も流行みたいな物は昔からあるが、現在での流行と言う物は殆ど作られた・操作された流行で、専門的な知識を有していない人にとってはネットが発達している現在でも誤った情報により身体を必然的に悪くしてしまうと言う現状が大いに見られます。

こうした誤った情報などは何故か科学的根拠に乏しくとも流行を生み出してしまう状態が出来上がり、昔に様に情報取得環境が乏しくとも限定されている範囲でもある程度確立された食生活の知恵みたいな物は口伝みたいな形で家庭などで教授されたりする事もあり、日常生活の活動も異なり、健康に気を使わなくとも維持できたと言う確立されたものが存在したが、現在では製造や加工、原料などの相違で同じものでもかなり性質が違う物が生まれてしまった事もあり、昔の知恵が活かされないと言う事であたかも嘘であったかの如く誤解を招いている部分もあります。

時代の流れで何もかもとは言わないが、便利になって豊富な中から取捨選択の出来る世の中になってしまい、正しい知識や新たなる科学的な知見などが上手く機能していないと言う現実もあります。

食文化の多様性により、経済的・日常生活・新たなる病気や増加する既存の病などの弊害は非常に大きいものがあります。