あるあり日記

個人的な感覚・感想

表裏の問題

何事にも多くは表裏・表と裏の側面が存在すると言う話題が多く取り上げられる。

政治も然り、福祉団体も然りである。

特に流行している物や救済・慈善活動では表の良い部分を前面に出して性善説ならではの特徴が見られ、徐々にあるいは最初から裏の部分による行為が侵食している事例はかなり進行してからで無いと発覚する事は難しく、はたから見ると何故にまでここまで判らなかったのかと言う疑問すら出てくる。

これらは法的な部分であったり、利害関係や利権関係、構造そのものに孕む問題であったりなどそもそもの部分が前提として実は崩壊している事が多い。

また当初は良い目的を目指しているも、仕組みや構造そのものによる運営の難しさなどで道を外すと言う事もかなりどの分野でも見られる現象とも言える。

また逆に安易に儲かりそうな構造はえてして悪意を持つ者が利用すると言う世の中の仕組みも昔からある現象である。

日常的な生活の中でも普段利用している購入している物などでも、販売されている物が適切なルートで適切に処理された物とは限らないも、流通がなされておりそれなりの需要もあるものでは中々摘発されるようなケースも多くなく、知らなくともそれが当たり前の生活を送っていると言う状況である。

今では特に会計処理・税制処理などに目が行きがちである為に、違法を合法にするような、そこを上手く潜り抜ける手法が簡単では無いもある程度知識などがあれば出来てしまうと言う環境も良くない。

会計処理だけではなくサービスなどにも手抜きや福祉制度を利用して金銭をかすめ取る様な行為も多発していると言うのが現実的に起きている。

こうした不法行為が今の日本では多く蔓延っているのが問題であり、適切な行為そのものを残念ながらないがしろにするような状況で、まともに機能させる事、継続させる事は難しい。

経済的な不況下にある現在では、機能不全に近い感じであり、何かを適切にすればそれらからは何故か人々は去っていき継続や維持が困難になると言うおかしな結果が起きる。

よくメディアなどでこれらの問題を解決する方法などが取り上げられるも、問題が多すぎて更に習慣化・常態化しており現実的には多くの人々が分かっている事でもことなかれで放置した方が生活を崩されないで済むために歓迎されなくて関心はあっても動かない。

分っちゃいるけど止められないみたいな部分である。