あるあり日記

個人的な感覚・感想

死刑制度廃止派の市民団体による死刑囚表現展の在り方について

個人的にはこうした展覧会が開催されている事は全く知りませんでしたが、今回自身が目にした記事を鵜呑みと言うかそのまま受け止めた場合の考えを記述したいと思います。

まずこの死刑囚表現展は2005年から始まり、今年で16回目と言う事です。

一応この団体による表現展の目的や意図としては「死刑囚は出展を重ねるうち、贖罪の気持ちを深めていく傾向がある。彼らの処遇がほとんど開示されない日本で、心境を垣間見られる機会にしたい」との事。

これだけを見れば何ら問題が無いような感じですが、自身が問題視をした事例で2016年7月に起きた相模原の障がい者施設で、犯人のまここに身勝手な意図でもって19人もの利用者を死傷させた事件のその死刑囚が手書きの手紙みたいな文章の内容を見てみると、全く反省・更生・謝罪の意思が無く今も自身の思想・信念を書き綴った作品でした。

これはさすがに被害者・遺族に対してあまりにも酷い告知であり、そしてこの記事を報道したネットニュースの在り方も問題です。

しかも心理学や犯罪心理などの研究材料として今後の犯罪抑止力としての活用であればいいが、一般の人が無料で見学できると言った表現展と言う事で更に憤りを感じました。

まず個人に対しての表現の自由を履き違えている団体としか思えません。

これを読んでくれた方はネット記事で探して頂ければ出ていますので見て頂ければ分かると思います。