あるあり日記

個人的な感覚・感想

科学の発展と人間と言う種の繁栄の崩壊

現在では安価・便利・利便性の高い商品が多くあり、これしかないと言う時代から選択できる、或いは選択させられている、利用されていると言った時代に感じます。

日本の高度成長時代において日本製の安心・安全・信頼などが構築されてきましたが、現在では残念ながら、安価・ロボット・製造機などの導入により国内での製造は勿論の事ながら少なくなり、途上国への進出を許してしまい、今日の日本に至ります。

電気・電子製品などは残念ながら海外依存への傾向が高まってしまった、海外に技術の発達を許してしまった経緯があり、それは雇用全体への影響を及ぼすであろう事はその時代には問題として考えていた経営者などは少なかった事で、今回の経済的な低迷が起きている中では、政府による持続化給付金や雇用調整助成金などの助成があってこそ持ちこたえてきましたが、そうした助成も6月で一応の打ち切りみたいな傾向が出ていますので、実質的な失業者や生活困窮者の増加が出てくる、顕著化するのはこの初夏辺りから年末にかけて大いに増加していくであろうと考えています。

話がそれますが、現在では家族や一族などそうした日本独自の文化は失われつつあり、欧米化しつつある個人主義・個人思想・集団生活への嫌悪での崩壊により、本当に個人と言う人間だけが尊重されてしまっている時代であり、生物的な繁栄と種の保存と言う面においては反対に衰退していると言う負の側面が出ていると考えている人は少ないでしょう。

この結果で、少子高齢化が出ていると言う結論に至る考えは少なく、夫婦別姓や性別問題、個人の自立だけを促す問題や議論が生まれています。

いにしえの人による格言や名言も本来の在り方や考え方、感じ方などと履き違えた思想が様々な評論家や専門家或いはマスコミやメディア、ネットの普及により偏った方向性へと勘違いさせられている事を解らない人々が多い事が、様々な出来事や報道・ネット記事、或いは人間関係、コミュニケーション、働き方、教育環境、保障環境、福祉面においてもおかしな方向性へと移っている事を日々感じています。