あるあり日記

個人的な感覚・感想

新入生や新入社員を襲う長期自粛期間の弊害と新たな取り組み

今年の新入生や新入社員において、コロナ騒動による自粛などで通常の入学式・入社式・研修・学習などが依然として適切な環境下でない事もあり、同期や先輩・上司などとの直接的な活動が未だに行われていない状況にある所もあるようです。

しかしながら半数余りでは既存の活動が出来たり、一部リモート・オンライン講座などによる研修や実務などが行われ、こうした状況下から新たな活動の仕方と言う物への切り替えが行われています。

当然学生にしても社会人にしても技術と言うか直接的な体感などでもって学んでいかなければならない事や、製造業などの様に直接的でないと仕事にならない様な業務に関してはこうはいきません。

幾らオンラインでのやり取りやパソコンなどでの事務的・プログラミング作業以外ではリモートにも限界と言う物があります。

そして人間の特に節目とも言える様な入学式や入社式・卒業式など今年は体感が出来ない人々が多くいたと言えます。

やはり実感と言う物が湧かない限りは何となくだったり、あっけないと言った感覚にしか感じられませんので、本当に酷い年になってしまったと思います。

更に今年もあとわずかですが、リモートでの普及に伴い働き方や学び方への考え方も学校や会社だけでなく全体的にそうした改善の認識を実感させられる年でもありました。

会社はともかくとして学校においては特にオンラインでの授業を行うと言った取り組みが出来るのであれば、動画サイトなどで幾らでも一部の分野を除き大学などへ行く意味が無くなるであろう可能性も今後の課題とも言えてきます。

特にユーチューブなどでは様々な分野に特化した人々による解説なども行われており、短大や大学へ行く意味は実技や実務的な直接的な活動ではない限り、もはや無意味ではないのかとすら思えてきます。

学歴差別は多少少なくはなってきているものの未だに学歴が重きを置いている分野もある事も事実であり、そういう面での学歴だけの社会と言う古い習慣は今後それこそ一部を除き徐々にではあるものの、減っていくのではないのかと言う新たな時代への変革時期途中と感じる事もあります。