あるあり日記

個人的な感覚・感想

社会保障と福祉と人々の倫理観の相違から生まれる格差

コロナ騒動で様々な産業や業種を問わず経済的・風評的な格差が大きく異なっています。

それに伴い一部の特殊な職業に関しては持続化給付金の対象外となる分野もあり、問題点として取り上げられています。

こと飲食業の中でも接待を伴う飲食業と飲食は伴わないが性的な接待を伴う主な業種について意見の相違と持続化給付金や各都道府県や自治体での取り扱いにおいて格差が生じていて、主に性的接待での業種ではこれらの風評被害と倫理的な厳しい世論の感覚があり、福祉業界において生活困窮者の増大に寄与している面も事実です。

人それぞれ捉え方や習慣・考え方が異なりますので一概にこうした性的な接待を伴う職業において、やや偏った意見が散見されます。

介護・福祉の分野においては仮に元反社であろうとも基本的にはその事実は受け止めつつも、相談支援ではそれに至る背景を重んじてしまう傾向も偏りを感じるところです。

と言う事は相談窓口などでの統計からすると主に生活苦・家庭内暴力・差別などから反社や性的接待をせざるを得ない職業に止むを得なく就く、或いは強制的にそうせざるを得ない状況下でそうした職業に就いてしまったと言う人々が多く存在してしまい、全体的での把握と言う物は見えて来ていないと言う事が事実であろうと考えています。

どんな職業においても何かしらの事情などによりその現在の仕事をしている訳であり、誰もが望んでその職種を確実に選択できている世の中ではないと言う事がまずもって基本的に考えていかなくてはいけません。

福祉業界においても相談員がその職に至るまでに実体験でもってつらくて苦しい経験を体験していなく、尚且つただ単に知識だけでもって相談経験だけでの実体験で対応して行けば必ず福祉だけでなく介護においても偏った支援の仕方、言わば間違った考え方をしてしまう可能性が現実に自身の経験だけでも現実として起きています。

どの業種においてもホワイト・ブラック企業は存在し、かつグレーゾーンや不正・違法的な事が少なからず起きていると言う事実もあり、ただ単なる風習・習慣・歴史的背景や倫理観でもって社会保障における格差と言う物が生まれてはなりません。

ただ残念ながらそうした人々に対する社会保障や適切な就業規則に則って実行している所はそんなに多くは無く隠された部分は存在し、生活困窮者の増加と給付金における格差と言う物が現実的に存在し、福祉だけでは到底支援しきれない現状があると言う事が今回のコロナ騒動と言う特殊な事象によりかなり浮き彫りになってきています。

これを少しでも是正していくのであればやはり法整備・法改正・違反の厳罰化などをしていかなければなりません。